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輸入車販売、1カ月で23%減少

2008.11.06 10:30
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先月の輸入車販売実績は今年最低を記録した。金融危機に伴う信用収縮と消費心理の冷え込みのためとみられる。

韓国輸入自動車(KAIDA)によると、10月の輸入車新規登録台数は4273台で、前月より23.4%、前年同月比で14.3%減少した。今年に入り登録台数が最も低調だった2月の4572台よりも少なかった。ただ1~10月の累積登録台数は5万4654台で、前年同期に比べ25.7%多かった

 
輸入自動車協会の尹大成(ユン・デソン)専務は、「消費心理が冷え込んでいる上、割賦金融やリースなどの自動車消費者金融が委縮した影響が大きい」と説明する。輸入車業界は5000万ウォン以下の中低価格の乗用車を中心に、半分以上をリース販売しているが、金融危機で割賦やリースで車を買う消費者の信用レベル等級を大幅に強化した。これにより新車契約をしてもリース利用ができず購入をあきらめるケースが多かった。特にホンダコリアのように系列の割賦金融社がない輸入車会社の打撃が大きかった。

先月のブランド別登録台数は、年初から1位を維持してきたホンダが693台でやはり最大だった。しかし販売台数は前月の半分に落ち込んだ。次いでBMWが553台、メルセデスベンツが529台、フォルクスワーゲンが441台、レクサスが407台、アウディが392台、インフィニティが274台、クライスラーが230台、フォードが229台、プジョーが111台の順だった。

排気量別では▽2000~3000ccが1412台(33%)で最も多く、▽2000cc未満が1314台(30.8%)▽3000~4000cc未満が1226台(28.7%)の順だった。法人と個人の購入比率は62対38となった。

先月最も売れたモデルはホンダ「アコード3.5」の280台で、BMW「528」が239台、レクサス「ES350」が164台と続いた。

一方、円高により日本車の韓国進出が延期されるケースも出ている。マツダは合弁パートナーのSKネットワークスと進出時期を来年下半期に延期することを検討している。またスバルはコーロンと合弁会社を作り来年上半期に韓国での販売を計画していたが保留している。

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