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<野球>李承?、3度目のリーグ制覇…巨人が大逆転優勝

2008.10.11 09:51
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李承燁(イ・スンヨプ、32)が所属するプロ野球の巨人が、シーズン最終戦を翌日に控えセントラルリーグでの優勝を決めた。李承燁としては千葉ロッテ時代の2005年と昨年に次いで3回目のリーグ制覇だ。

 
巨人は10日に神宮球場で行われたヤクルト戦で、先発のグライシンガーの好投により3対1で勝利した。これで83勝57敗3分けを記録した巨人は、残り試合の結果にかかわらずリーグ優勝を決めたことになる。この日横浜に敗れた阪神(81勝58敗3分け)が残る2試合ですべて勝ち、巨人が11日の最終戦(ヤクルト戦)で敗れても、優勝は相対成績で先を行く巨人のものになる。

李承燁はこの日、7試合ぶりにマルチ安打(4打数2安打1得点)をたたき出しチームの優勝に貢献した。最初の打席となった2回にセンター前安打を記録した李承燁は、2対1とリードする6回には先頭バッターで打席に立ち、右前安打を放って勝利を確信させた。巨人は1対1で並んだ5回、2死三塁から相手投手の暴投で決勝点をあげた。

巨人のリーグ優勝は日本のメディアで‘大逆転劇’と表現されるほど驚くべき結果だ。7月6日に首位阪神に13ゲーム差と出後れていた巨人はその後12連勝するなど鋭い底力を発揮しついに首位を奪還した。

シーズン開幕初盤に負傷と不振で2軍に落ちた李承燁も、北京五輪を前後して中心打線に加わり大逆転ドラマの主人公に生まれかわった。金メダルを首にかけて9月14日に1軍に本格的に合流した李承燁は、特にライバル阪神戦で3本塁打12打点を上げている。この日は2安打で、李承燁はシーズン打率を2割5分(152打数38安打)に引き上げた。

巨人ははポストシーズンに当たるクライマックスシリーズ第2ステージで阪神対中日(第1ステージ)の勝者と日本シリーズ進出をめぐり決戦を行う。

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