李承燁（イ・スンヨプ、３２）のバットが読売逆転優勝のカギだ。

読売が１９日から東京ドームで阪神と運命の３連戦を行う中、日本メディアが李承燁をキープレーヤーに挙げている。 読売は最近７連勝をマークし、首位の阪神に３ゲーム差に迫っている。 ２年連続のペナントレース優勝をためにはこの３連戦が非常に重要だ。

やはり大舞台に強い李承燁が‘解決人’として注目されている。 スポーツ報知紙は「李承燁は３年前の千葉ロッテ時代、阪神との日本シリーズで４試合で３本塁打を放っている」と過去を振り返った。

李承燁は日本進出２年目だった０５年、阪神との日本シリーズで３本塁打を放ち、千葉ロッテが４連勝で日本シリーズを制するのに貢献している。

サンケイスポーツ紙も「世界の大砲が爆発するかどうかが注目される」と伝えた。 さらに「最近の打撃を考えると、李承燁が打倒・阪神のカギを握っている」と予想した。

李承燁は１４日、１軍復帰戦となったヤクルト戦の初打席でホームランを打ったのに続き、１７日の横浜戦では自己初めての３打席連続本塁打を放った。

李承燁は１軍復帰後、４試合で１５打数５安打（３割３分３厘）を記録している。 ４本塁打を含む５安打（１二塁打）がすべて長打で、‘大砲’の本能を遺憾なく発揮している。

さらに同紙は李承燁が阪神戦に強い点にも注目した。 今シーズンの打率は２割２分２厘だが、阪神戦では３割１分８厘（２２打数７安打）を記録中だ。

今シーズン中盤まで中心打者としての役割を果たせなかった李承燁は「勝たなければいけない。 ミスをせず、チャンスがあればものにしたい」と強い勝負欲を表した。