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<インサイドピッチ>韓日運命の8回裏、本塁打の再構成

2008.08.31 10:43
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北京五輪野球

あのとき、星野仙一監督の頭の中にはリードしていた6回裏が思い浮かんだはずだ。左腕成瀬が登板し、李容圭(イ・ヨンギュ)-金賢洙(キム・ヒョンス)-李承燁(イ・スンヨプ)左腕3人の打者を相手にした6回裏。投球数9球でアウトカウント3つをとったあの場面。

 
成瀬がイ・スンヨプを相手に4球で空振り三振に仕留めたことから、左腕投手への想いが募る。リードした韓日戦で交代のタイミングが遅れたと非難を浴びた上、7回、藤川が同点を許してしまったことから、その想いはますます強くなるばかりだった。

名分はそうやってできていった。

星野監督の視線は自然に岩瀬仁紀に向かった。

岩瀬は「星野監督の皇太子」だ。中日ドラゴンズが岩瀬セットアップ-宣銅烈(ソン・ドンヨル)リリーフでセントラルリーグ優勝を決めたとき、星野氏が監督だった。岩瀬をあまりによく知っている上、信頼を置いている。

相手の左打者3人が続けて登場する8回裏は岩瀬タイムだ。今回の代表メンバー、右腕川上、左腕岩瀬、クリーンアップ稲葉の「中日三羽ガラス」は、星野監督が最も信じている選手たちだった。

さあ、ボールは岩瀬の手にある。

勝負だ。

最初の相手、李容圭に安打を浴びた。星野監督は直接マウンドに向かった。岩瀬-矢野バッテリーを集めて雰囲気を変えた。岩瀬は金賢洙を三振に仕留めた。

そして李承燁。

金賢洙がバントでもしていたら一塁が空いていただろう。だからといって避けるつもりはなかった。李承燁なら岩瀬が十分に解決してくれるだろう。五輪終始、まともな打球を打てなかった彼だ。

岩瀬の初球は外角ストライク。李承燁のバットが届かない所だ。6回、成瀬も初球をそこに投げた。そのとき空振りをした李承燁は、今回はそのまま見送った。

この打席の勝負が外角で始まって外角に終わるだろうということは、李承燁も、そして岩瀬も分かっていた。星野監督もそう信じていた。

2球目が岩瀬の手の先を離れた。

また外角だ。

次はファウル。

目についたのは李承燁の打撃の姿勢だ。右足がホームプレートの方にぐっと食い込んだ。外角球を攻略するための李承燁の狙いだ。それにより、これまでとは違い、打球はファウルでもタイミングは合った。

2-0の有利なカウントを取った岩瀬が汗を一度拭う。絶対有利な状況。

3球目、もう一度外角へ。李承燁はよく見た。

ボールだ。

李承燁の目を外角に固定させようとするのは、次に内角へ飛んでも李承燁の裏をかくことができるという点で悪くない。捕手の矢野もそう考えていただろう。

4球目。岩瀬は真正直に外角を選ぶ。李承燁のバットが出る。

ファウル。

感じはちょっと違った。李承燁のタイミングが今回も合ったという点だ。ただファウル打球の方向がホームプレートの裏だ。

矢野が岩瀬にボールを戻しながらバッテリーの判断が変わる。李承燁が外角を狙っていると確信し、内角を選ぶ。4つの外角球を見てきた李承燁の目が内角いっぱいのボールにうまく対処するのは難しい。

岩瀬がうなずいてサインの交換が終わった。投球モーションが始まり、矢野が李承燁の体の方へ移動する。そしてミットを突き出して岩瀬のターゲットを作る。

ボールが矢野のミットに向かうようだったが、軌跡が変わった。

矢野のミットが真ん中の方へさっと動いた。

そのときだった。

ホームプレートの端に飛んできたボールの、かなりのスピードでの反発。李承燁が振ったバットが大きく力強い抵抗にぶつかったのは。

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