Ｄ－Ｄａｙ。

２００８年８月８日午後８時（日本時間午後９時）、第２９回北京五輪がメインスタジアムで開幕する。

「一つの世界　一つの夢」（Ｏｎｅ Ｗｏｒｌｄ，Ｏｎｅ Ｄｒｅａｍ）をスローガンに掲げた北京五輪がスタートする。

１９０８年に中国人が五輪開催の希望を表明して１００年だ。中国人は「１００年の夢が実現した」と喜びを表している。

ブッシュ米大統領と金永南（キム・ヨンナム）北朝鮮最高人民会議常任委員長ら約５０人の各国首脳は７日、北京を訪問した。李明博（イ・ミョンバク）大統領と福田康夫首相らは開幕当日の８日に北京入りする。

９万１０００人を収容できるメインスタジアムで開催される開幕式には、世界の和合を望む祈願とともに、五輪を通じて“強漢盛唐”（強い漢と勢い増した唐）の再現を目指す中国の願いが込められていると発表された。

２４日の閉幕までに、１７日間にわたり熱戦を繰り広げる北京五輪には、過去最多の２０５カ国が参加する。約１万５００人の選手は２８種目で３０２個の金メダルを争い、接戦を繰り広げる。中国は世界最強の米国を抜き、史上初の総合１位を独占するという夢に胸を膨らませている。

北京五輪組織委（ＢＯＣＯＧ）は開閉会式イベントに１億ドル（約１０９億４３９９万円）を投入している。張芸謀・映画監督が総演出した開幕イベント終了後に、ギリシャ選手団を始め、２０５カ国が漢字簡体字画数の順序で入場する。


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