北京五輪開幕式リハーサル場面を放送したＳＢＳが結局開幕式の取材制限制裁を受けた。

ＳＢＳは５日『８時ニュース』を通じて「北京五輪メイン放送局ＢＯＢ（Beijing Olympic Broadcasting）から開幕式取材制限措置の通報を受けた」と報道した。しかし「アイオーシー（ＩＯＣ）との契約により、ＢＯＢが送り出す開幕式を受信して中継するには差し支えない」と伝えた。開幕式を別途取材することはできないが、開幕式実況中継は可能だということだ。

先月２９日ＳＢＳは『８時のニュース』で「２８日、非公開で実施された開幕式リハーサル」として２分に渡ってリハーサル場面を公開した。しかし北京五輪組織委は「我々はその日、リハーサルにはどこのメディアも招待しておらず、密かに撮影された画面だと思われる」と不快感を表示していた。

中国及び香港メディアは「取材倫理を破ったのみならず、安全面でも脅威を与えている」とし、ＳＢＳを強く批判している。これに対しＳＢＳ側は「ボランティア取材のために政府の許可を受けて競技場に入ったところ、ちょうどリハーサル中だったのでＥＮＧカメラで撮影した」とし「撮影制止は受けなかった」と釈明している。