保坂祐二教授「韓国民、独島問題に論理的対応できず」(2)
独島問題をめぐる日本政府と韓国政府の対応の違いにつては、「日本国民はほとんど関心がない。 政府と学者が周到綿密に独島を自国の領土に組み入れるために協力している半面、韓国は政府と研究団体、学者は静かな外交を好んでいるが、国民は激烈に反応する」と説明した。
また「日本の独島政策は政権が代わっても一貫性がある半面、韓国は政権が代われば独島政策も変わるため‘スキ’が見える」と付け加えた。
李明博(イ・ミョンバク)政権の対日実用外交が失敗したという指摘については、「日本は(小泉政権に入ってから)一貫した立場で独島領有権を強化している」とし「李明博政権がこれを最初から把握しておくべきだった。 (現政権が主張する)未来志向的な韓日関係は、韓日間の葛藤を解消しなければ絶対に発展しない」と指摘した。