原油の高騰が自動車企業にとってチャンスになることもある。 現代・起亜(ヒョンデ・キア)自動車とGM大宇(デウ)がそのケースだ。 これら企業が2日に出した5月の内需販売台数をみると、前年同月に比べて増加している。 原油高の影響をあまり受けない車種のおかげだ。 2けたの販売率となったGM大宇(22.4%)と起亜自動車(15%)の成功の秘訣は小型車とLPG車だ。
GM大宇は5月、国内で1万4239台を販売した。 同社の設立後2番目に多い記録だ。 最も寄与したのは、06年末に生産中止となったが今年4月に復活したLPG軽商用車「ダマス」と「ラボ」。 先月2579台の販売に終わった「ウィンストーム」の実績(マイナス57%)を埋めた。