【コラム】世界の主要「都市指数」調べると…ソウル・釜山、スマート指数では共に東京・大阪を上回る(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2023.03.03 13:47
◇スマート指数、中小都市が上位圏布陣
SCIはソウルと釜山が日本と中国の都市を締め出す分野でもある。2021年東京と大阪はそれぞれ84・86位、北京と上海は69・71位だった。トップ10はシンガポール・チューリッヒ・オスロ・台北・ローザンヌ・ヘルシンキ・コペンハーゲン・ジュネーブ・オークランド・ビルバオの順で中小都市が多い。金融ハブ順位1・2位であるニューヨークとロンドンはそれぞれ12・22位だった。ローマが112位である点が目を引いた。
コンサルティング企業「A.T.カーニー(A.T. Kearney)」のグローバル都市指数(GCI)はどうだろうか。この指数はビジネス活動(30%)、人的資本(30%)、情報交換(15%)、文化経験(15%)、政治参加(10%)の5つの領域を評価する。ソウルは2012年8位を記録した後は10位圏台に押し出されて下方曲線を描いて昨年13位を記録した。釜山は対象にない。2012~22年のトップ30を見れば名不虚伝だ。10年中9年の1~4位がニューヨーク・ロンドン・パリ・東京の順だった。昨年東アジアだけ見ると東京とソウルの間に北京(5位)、シンガポール(9位)、香港(10位)が布陣した。