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「ショウガでコロナ克服」…ワクチン拒否したタンザニア大統領が死去

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.03.18 15:35
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最近半月間ほど公式席上に姿を見せず臥病説がささやかれていたタンザニアのジョン・マグフリ大統領が亡くなった。タンザニア野党圏を中心に、新型コロナウイルス感染症(新型肺炎)に感染していたのではないかとの声も出ているが、タンザニア政府は死因が心疾患だと公式発表した。62歳。

17日(現地時間)、ニューヨーク・タイムズ(NYT)などはこの日、マグフリ大統領がタンザニアの旧首都であり港町であるダルエスサラームで亡くなったと報じた。サミア・シュルシュ・ハッサン副大統領(61)はタンザニア国営テレビを通じて「偉大な指導者マグフリ氏がこれまで闘病してきた心臓疾患合併症で亡くなった」と明らかにした。マグフリ大統領は10年間心臓病を患っていたという。

 
マグフリ大統領の健康不安説は数週間前から相次いでいた。1週間に3~4回国営放送に登場するなど旺盛な公開活動で知られるマグフリ大統領が突然姿を見せなくなったためだ。今月12日(現地時間)、ロイター通信はマグフリ大統領が新型コロナで重態に陥り、治療を受けるために海外に出かけたという現地報道を引用して伝えたこともある。

だが、タンザニア政府は直ちに虚偽事実だと一蹴した。カッシム・マジャリワ首相は国営放送で「大統領は元気に現在公務を行っている」とし「フェイクニュースを無視せよ」と反論した。15日(現地時間)、タンザニアメディア「ザ・シチズン(The Citizen)」は、SNSを通じてマグフリ大統領の健康関連の虚偽事実を流布した容疑で4人が逮捕されたと伝えることもした。

政府が鋭敏に対応したのは、マグフリ大統領がこれまで自国内に新型コロナの感染者はいないと主張してきたためだ。マグフリ大統領は新型コロナは悪魔で、ワクチンは西側による陰謀だと主張した。外信によると、昨年4月には宗教の力で伝染病を防げるとし、3日間全国民が祈るよう宣言した。5月にはマダガスカルの大統領の推薦だとし、薬草などで作った天然治療剤で患者を治療するよう指示することもあった。

ワシントン・ポスト(WP)は先月18日、マグフリ大統領と保健省がショウガで作った強壮剤を新型コロナ予防に役立つと広報した後、露天商にショウガが積み上げられている様子を見ることができると批判した。タンザニアは昨年4月、新型コロナ感染者が509人・死亡者が21人だと報告して以降集計をしておらず、実状については分からない状態だ。だが今年2月、タンザニアの著名な政治家セイフ・シャリフ・ハマド氏が新型コロナ感染から1カ月後に死亡した事実が伝えられるなど、タンザニア内の新型コロナ状況は深刻なものとみられる。

タンザニアは「ワクチン不信論」に続き、ワクチン輸入も拒否した。AP通信は今年2月、タンザニア保健省が「ワクチンの効能は検証されず、タンザニアは現在安全だ」と明らかにしたと伝えた。マグフリ大統領が「タンザニアがワクチンの実験対象に転落すべきではない」として接種を急がないよう保健省に警告してから5日後のことだった。

1959年タンザニア北部で生まれたマグフリ氏はダルエスサラーム大学で化学と数学教育を専攻して中等学校教師として教鞭をとっていた。その後政界に入門し、95年から10年間国会議員を過ごし、その後建設省・労働省の大臣などを経て2015年大統領に当選した。昨年10月、1200万票以上の得票で再選に成功したが、不正選挙疑惑も大きくなった。当時、野党は選挙参観人数千人が投票所から締め出されたとし不公正選挙を主張した。

タンザニアは14日間弔旗を掲揚して哀悼期間を設けることにしている。後任はタンザニア憲法により現副大統領が継ぐことになる。ハッサン副大統領が大統領職を引き継ぐ場合、東アフリカ国家で初めての女性大統領となる。

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