他国は月面有人基地を競争するが…韓国は月着陸を放棄?
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.01.29 07:52
韓国の月探査計画が座礁している。朴槿恵(パク・クネ)政権で2020年に予定されていた月着陸計画が現政権に入って2025-30年に延期されたが、最近また「条件付きの2030年」に変更され、事実上放棄する水準となっている。米国・中国・欧州・日本など宇宙強国が最近、月探査を越えて月面有人基地の建設を目標に競争しているのとは正反対の流れだ。
科学技術情報通信部はこうした日程の「第3次宇宙開発振興基本計画」を、2月5日に長官主宰で開く「第14回宇宙委員会」で最終的に確定する予定だ。
計画案によると、朴槿恵政権が2017年を目標にしていた第1段階の550キロ級試験用月軌道船打ち上げは2020年に延期される。米民間宇宙航空会社スペースXが月軌道船を搭載して宇宙に打ち上げる。また2020年に計画されていた月着陸船は「前提条件確保時」という表現のもと、2030年までに韓国型ロケットを利用して自力で進める計画だ。前提条件は従来の宇宙計画にはなかったもので▼韓国型ロケット安定性確保▼支障のない部品需給▼先行技術の確保--の3種類。