韓国が世界で初めて5G商用化…2日繰り上げ米国より1日早く
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.04.04 07:34
SKテレコム、KT、LGユープラスの移動通信3社が「世界初の第5世代(5G)移動通信」の商用化を当初日程より2日繰り上げた3日夜遅くに実施した。5G端末と5G料金制がすべてそろった状況でこれ以上遅らせる必要がないという科学技術情報通信部の判断が作用したという。
3日の通信業界によると、移動通信3社は5Gスマートフォン開通をこの日夜11時に実施した。スマートフォン「ギャラクシーS10・5G」の事前予約購入者のうち第1号加入者から順次開通する方式だ。移動通信3社とサムスン電子は3日午後に日程を電撃修正し科学技術情報通信部と協議して5Gスマートフォン商用化日程を繰り上げた。
これにより韓国は世界初の5G商用化国というタイトルを確保することになった。今月11日に「5Gサービスを商用化する」と明らかにした米ベライゾンが4日に日程を繰り上げるとしていたが、韓国の移動通信3社が1日早い3日に5Gスマートフォンを開通し「世界初」のタイトルを維持できることになった。5Gの速度は2.2Gbpsから最大2.7Gbpsで、4GのLTEに比べ2倍以上速いという。仮想現実(VR)、拡張現実(AR)、クラウドゲーム、超高画質(UHD)映像など超実感コンテンツを自由に活用できる点が5G移動通信の特長だ。