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【コラム】協治と蕩平のない包容は偽善だ=韓国(2)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.04.02 14:55
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包容的制度は多用な階層と集団の参加を保障するが、搾取的な制度は多数に対する少数エリートの搾取を正当化する。多元的民主主義と法治主義は包容的政治制度の根幹だ。包容的経済制度は努力と創意に対する合理的な報酬というインセンティブを通じて創造的破壊を促進し、資本だけでなく労働も基本的財産権と認めて保護する。2人は一定水準の成功は搾取的制度でも可能だが、包容的制度なく持続可能な成功は不可能だと強調する。最初は北朝鮮が韓国をむしろ上回っていたが、決定的な時点に韓国は包容的制度を導入した半面、北朝鮮は搾取的制度を守った結果、双方に埋まらぬ差が広がったということだ。

ろうそくの力で執権した文在寅政権は包容を核心価値として採択した。深刻になる社会・経済的二極化を解消するためには、包容的な政治・経済制度の強化が避けられないと判断したのだろう。しかし言葉では包容を叫びながら、実際の行動と政策では進歩と保守、資本と労働、持つ者と持たざる者、財閥と中小企業に分けて一方を支援し、他方を排除する姿を見せた。その結果、積弊清算は過去の政権を侮辱して罰する手段に変質し、市場の適応能力を無視した無理な最低賃金引き上げは期待した効果以上の副作用をもたらした。それに対する失望感が支持率の持続的低下として表れている。

 
本当に文在寅政権が包容の価値を実現したいのなら、今からでも超党派的な国政運営の前例を作らなければいけない。野党を国政のパートナーと認め、まずは大統領から随時向き合って共同体の成敗を左右する長期計画を協議する必要がある。コードに関係なく能力と経験を備えた人物を果敢に抜てきする不偏不党人事で人事の失敗の悪循環を断たなければいけない。青瓦台報道官を追い出し、閣僚候補2人を辞退させたからといって解決したと考えているのなら誤算だ。協治と蕩平のない包容は偽善だ。

包容的な国政運営の軸だけを確立しても文在寅政権は成功だ。野党も反対のための反対を繰り返す旧態から抜け出す必要がある。党利党略よりも共同体を先に考える「忠誠野党(loyal opposition)」の姿に換骨奪胎しなければいけない。朴槿恵(パク・クネ)政権に続いて文在寅政権までも失敗すれば、我々の未来は暗い下り坂だ。

ペ・ミョンボク/中央日報論説委員/コラムニスト


【コラム】協治と蕩平のない包容は偽善だ=韓国(1)

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