防弾少年団（ＢＴＳ）が米国レコード市場で歌手別年間販売順位２位を占めた。Ｋ－ＰＯＰのレコードでイマジン・ドラゴンズ、ジャスティン・ティンバーレイクなどそうそうたるポップスターを抜いて堂々と２位を占めた。米バズアングル・ミュージックが発表した「２０１８年末リポート：米国音楽産業消費現状」によると、１位はラッパーのエミネムで、１年間７５万５０２７枚の販売高を記録した。防弾少年団は計６０万３３０７枚を販売して後に続いた。

防弾少年団は一年間均等な販売量を見せた。昨年５月発表した３’ｒｄアルバム『ＬＯＶＥ　ＹＯＵＲＳＥＬＦ　轉　‘Ｔｅａｒ’』は２１万２９５３枚、９月発表した３’ｒｄリパッケージアルバム『ＬＯＶＥ　ＹＯＵＲＳＥＬＦ　結　‘Ａｎｓｗｅｒ’』は１９万９８６５枚が販売されてアルバム別販売順位でもそれぞれ１４位と１８位となった。２枚のアルバムは昨年、ビルボードメインアルバムチャートである「ビルボード２００」でトップを占めた作品だ。

音楽映画のヒットが続き、ＯＳＴの記録も目につく。歌手レディー・ガガと俳優ブラッドリー・クーパーは『アリー／スター誕生』のヒットに支えられて５位（５２万６８０３枚）にのぼった。『ボヘミアン・ラプソディ』で復活したバンドのクイーンも８位（４７万１５１５枚）を記録した。『グレイテスト・ショーマン』のＯＳＴは１２７万４０２１枚が販売され、アルバム別年間販売順位１位にのぼったが、多数の歌手が参加して歌手別順位からは外された。

防弾少年団はアルバムおよびシングル販売量とストリーミング回数を反映した歌手別総合ランキングでも１５位となった。シングル販売１０件、あるいはストリーミング再生回数１５００回はアルバム販売１件と集計された。該当チャート１位はラッパーのドレイクに戻った。ドレークは昨年６月に発売したアルバム『Ｓｃｏｒｐｉｏｎ』の収録曲の中で『Ｎｉｃｅ　Ｆｏｒ　Ｗｈａｔ』と『Ｉｎ　Ｍｙ　Ｆｅｅｌｉｎｇｓ』でビルボードシングルチャートである「ホット１００」で２７週間１位を占めた。総アルバム販売量は３５万９０４１枚にとどまったが、ストリーミング回数は７７億回に達した。