韓経:脱原発の韓国の弱点狙ったUAE、整備価格買いたたき
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.01.08 11:25
アラブ首長国連邦(UAE)が韓国型バラカ原子力発電所の長期整備契約(LTMA)を国際競争入札方式に変えたのに続き、買いたたきまで試みていることが確認された。脱原発を宣言してから立地が狭まった韓国を相手に事実上の「赤字契約」を要求するのではないかとの指摘が出ている。
7日の原発業界によると、UAE原子力公社(ENEC)のムハンマド・アル・ハマディ社長が先週実務陣を率いて訪韓し、産業通商資源部だけでなく韓国電力、韓国水力原子力、韓国電力KPSなど原発公企業関係者らと会った。UAE側は韓国がLTMA入札に参加する場合、整備供給契約価格を通常価格より30%低く提示することを要求したという。原発業界関係者は「脱原発という弱点を狙い法外に低い価格を要求したもの。赤字契約を結ばなくてはならないところだ」と話す。