【中央時評】韓米首脳会談が見せた「トランプ要因」(1)
ⓒ韓国経済新聞/中央日報日本語版2019.04.29 14:57
ワシントンで開催された韓米首脳会談は、トランプ大統領の不可測な動きがいかなる影響を招くのかについて改めて考えさせた。周知のように今回の会談で韓国はハノイ米朝会談後に中断危機を迎えた交渉を復元し、将来の交渉で実質的な進展につながるきっかけを見いだそうとした。
ところがメディアの単独会談冒頭取材が質疑応答につながり、会談として扱われるべき内容が質問の素材になった。その大部分は韓国が米国に柔軟性を注文すると予想された主題だった。記者らは制裁解除についてどう思うかと質問し、トランプは制裁は堅持すべきだと答えた。ビッグディールとスモールディールではビッグディールを追求していると明らかにした。3回目の米朝首脳会談については急がずに準備すべきだと述べた。