韓国女性界、元忠清南道知事の法廷拘束判決に「#MeToo運動の巨大な事件…被害者の希望に」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.02.04 10:24
安熙正(アン・ヒジョン)元忠清南道(チュンチョンナムド)知事が第2審で3年6月の実刑を宣告され法廷拘束されると女性界では「第1審の不当を正した当然の結果」として歓迎の意思を明らかにした。
女性・人権団体など158団体から構成される安熙正性暴行事件共同対策委員会は同日の宣告後、ソウル・瑞草区(ソチョグ)ソウル高裁前で記者会見を行い、「威力による性暴行の立法趣旨を反映した極めて常識的で当然の結果」と話した。対策委は続けて「威力は存在するが、行使されていなかった」とし、無罪判決を下した第1審裁判所の誤った判断により被害者に対する深刻な2次被害をもたらし、数多くの女性の公憤を招いたことについて司法府が謙虚に省察することを促す」と話した。また、「今日の宣告結果が第3審でも当然維持され、自身の地位と権力を利用して性犯罪を犯す加害者に警鐘を鳴らすことを疑わない」と付け加えた。