プラットホーム帝国が世界を掌握する時、韓国は井の中で論争(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.05.28 13:08
プラットホームネットワークの効果をよく知るフェイスブック創業者マーク・ザッカーバーグは2014年、メッセンジャーアプリのWhatsAppを190億ドルで買収した。買収当時、従業員55人、売上高1020万ドルで、赤字規模は1億3800万ドルだった。このような赤字企業をザッカーバーグが天文学的な資金を投入して買収した理由はWhatsAppの成長の可能性だった。当時のWhatsAppの利用者数は4億5000万人だったが、現在は15億人にのぼる。結果的にザッカーバーグは規模の経済とネットワーク効果を結びつけた勝者独占の巨大なプラットホーム企業を発掘した。アップルとグーグルも無数の消費者と開発者を連結してこれまでにない巨大なネットワークを構築した。
こうした時代的な流れによって米・中企業はすべての力量をプラットホーム構築に集中している。伝統的な製造業も迅速にプラットホーム体制に転換している。プラットホームの世界に移動しなければ激しい競争で生き残ることができないからだ。米国は革新的アイデアを持つ創業家を支援する生態系がプラットホーム強国の原動力になっている。GAFAは考えて(グーグル)、感じて(フェイスブック)、消費して(アマゾン)、本能的(アップル)なプラットホームを完備している。