こじれた韓日関係解消してこそ北朝鮮への効果的対応も可能に(1)
ⓒ韓国経済新聞/中央日報日本語版2019.04.29 09:19
韓日関係が最悪の状況に陥っている。凍りついた両国の雰囲気は解けるどころか対立の谷だけがさらに深まっている。今は相手国の政府を感情的に無視する状況も招いている。山積している懸案だけでも日本軍慰安婦などの歴史問題のほか、平和憲法9条改正や北核問題解決のための協力など、一つや二つではない。
こじれて複雑化した両国関係改善の解決法を模索するために、韓国の元外交通商部次官の申ガク秀(シン・ガクス)氏と日本総合研究所国際戦略研究所理事長の田中均氏が今月19日、向かい合って座った。申氏は駐日大使、田中氏は日本外務省外務審議官をそれぞれ経験した韓半島(朝鮮半島)専門家だ。田中氏はNEAR財団〔理事長・鄭徳亀(チョン・ドクグ)元産業資源部長官〕が北東アジアの平和と繁栄を模索するために用意した「韓日中ソウルプロセス」セミナーに参加するために訪韓した。