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北朝鮮の先月対中輸出、前年同月より93.2%↑…対北制裁を受け品目の多角化へ

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.05.27 18:53
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国際社会の北朝鮮への制裁が実行されて2年目を迎え、北朝鮮が輸出品目の多角化を通じて自己救済策を立てていることが明らかになった。北朝鮮が核実験と長距離ミサイル発射を継続すると国際社会は2017年12月石炭と水産物など北朝鮮の主な輸出品の取り引きを防ぐ内容を骨子とした国連決議第2397号を採択した。昨年初め、本格的な制裁が実行されると北朝鮮の交易の90%以上を占める中朝交易額が前年より大幅減った。ところが、今年に入って中朝交易が再び増加したことが分かった。

IBK北朝鮮経済研究センターのソン・ジェグク研究委員は「最近、中国税関が発表した4月中朝交易動向を分析した結果、両国の貿易総額が2億4146万ドル(約264億円)で昨年同月(1億7370万ドル)に比べて39%増えたことが分かった」として「輸出と輸入額いずれも増加した」と説明した。

 
特に、北朝鮮の対中輸出の場合、昨年4月に比べて93.2%が増加した。研究センターによると、昨年4月北朝鮮の対中輸出額は1178万ドルであり、先月は2276万ドルとなった。2276万ドルという数値は2018年1月3614万ドルを記録して以降、北朝鮮の月別輸出額では最も大きい金額だ。これに先立ち、3月1656万ドルで比べても72.8%増えた規模だ。ソン研究委員は「国際社会の対北制裁が続き、北朝鮮が制裁違反をしていない品目を開発して輸出した」とし「輸出品目の多角化で輸出が増加した」と分析した。制裁以降約1年間、両側の取り引きが大幅縮小された後、輸出代替品目を北朝鮮が探ることで底を打って上昇傾向に転じたということだ。

実際に北朝鮮は北朝鮮への制裁以前の石炭と鉄鉱石、水産物などが輸出のほとんどを占めていたが、最近になって時計と時計部品、かつらなどが中国への輸出上位品目を占めているという。輸入額も昨年4月1億6193万ドルから先月には2億1870万ドルへと回復傾向(35.1%増加)を見せた。ぜいたく品や原油、情製油の取り引き禁止により北朝鮮の輸入品はプラスチックや食品、果物などが取り引き上位品目という。中朝国境地域で行われている統計に把握されない密貿易まで含めば、両側の交易額や品目ははるかに増えただろうという見方が多い。

ロシア科学アカデミー経済研究所のゲオルギー・トロラヤ・アジア戦略センター長は27日、国家情報院傘下の国家安保戦略研究院が主催したグローバル・インテリジェンス・サミットで「北朝鮮は北朝鮮への制裁のために経済が衰退し、制裁がなかったら大きく発展しただろう」とし、「しかし、現在の輸出入が難しいが、それなりの対応をしていくようだ」と話した。彼は先週、平壌(ピョンヤン)に行ってきた。

ただ、本格的な北朝鮮に対する制裁以前である2017年4月北朝鮮の対中輸出・輸入額がそれぞれ9290万ドル、2億8816万ドルだったという点を考えると、先月両国の輸出入統計は2017年の25%、75%水準だ。北朝鮮が制裁回避品目を通じて自己救済策を立てているが、対北制裁以前までは道のりが遠いという点を示唆している。

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    2019.05.27 18:53
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