部屋に閉じこもったまま年を取る日本40代の引きこもりたち(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.09.05 13:35
2015年、奈良県のある家庭で81歳女性の死体が発見された。栄養失調による衰弱死だったが、しばらく誰もこの女性の死に気づくことができなかった。隣人の申告で出動した警察は、初めは一人暮らしの高齢者による「孤独死」だと考えた。だが、家の中には20年以上家の外に出てこなかった56歳の引きこもりの息子が、ゴミの中に母親の死体を放置したまま、親の年金を受け取りながら暮らしていた。
2016年に新潟では70代の母親が50代の引きこもりの息子を殺して自身も命を絶つ事件があった。「私が死んだら息子は飢死にする」という絶望による悲劇だった。