21年ぶりの最低水準にも…日本の失業率の「やるせない真実」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.08.11 09:04
低い失業率は安倍晋三首相の最大成果一つに挙げられているが、裏には「やるせない現実」が見え隠れする。日本社会の高齢化と人口減少によって経済指標上で「失業者」に分類される人数自体が減少したのだ。
日本の失業率は2012年末、安倍首相政権発足前には5%を越えていたが、ことし6月基準で3.1%まで改善されて21年ぶりの最低値を記録した。求職者1人あたりどれくらいの求人があるかを示す有効求人倍率も1.37で25年ぶりの最高値を記録した。数値だけを見れば労働市場には職があふれていることになる。