「世界最高」絶賛された平昌アルペン競技場、来年からは「違法」に(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.12.04 10:40
一方、環境部・山林庁は五輪後に全面復元を約束したことから競技場を元通りにするべきだという立場だ。山林庁は今年8月、江原道が提出した可里旺山生態復元補完計画が、当初の全面復元からゴンドラおよび運営道路など一部施設を存続するものに変更されると、山林遺伝資源保護区域という目標に合わないとして審議を保留した。
続いて先月30日にも復元計画を審議する予定だったが、江原道の立場に変化がないため該当案件を上程しなかった。山林庁関係者は「ゴンドラなど核心施設を撤去して全面復元するよう伝えて審議を保留したが、その部分を補完しないことには審議ができない」とし「今回提出された計画は案件上程の要件を満たしていなかったので、中央山地管理委員会の審議を今月21日に開くことにした」と説明した。