【取材日記】国の財政改革報告書、改革はなかった=韓国
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.02.28 07:33
財政改革特別委員会が26日に出した財政改革報告書は政策提言のために集まった専門家28人が発足から10カ月ぶりに公開した結果だ。評価は「期待以下」だった。まず、特別委の報告書には財政改革の核心である財政健全性管理基準に対する言及がなかった。文在寅(ムン・ジェイン)政権は任期末の2022年までの景気浮揚に向けた拡張財政政策を公式化した。政府の方針通りならば2022年に韓国の管理財政収支(国の財政で予算として使えない社会保障性基金を除いた「純粋予算」)赤字規模は国内総生産(GDP)の2.9%に増える。これは金融危機直後の2009年以降で最も大きい規模だ。
特別委もこうした点をわかっている。それでも財政をどのような水準で管理すべきかに対する内容が抜けているというのが専門家らがみる最大の問題点だった。仁川(インチョン)大学貿易学科のオク・ドンソク教授は「盧武鉉(ノ・ムヒョン)政権当時は管理財政収支赤字規模をGDPの1%に制限するなど具体的基準があった。健全財政運営基準自体が特別委案から抜けたのは残念な部分だ」と評価した。