韓経:設備投資は減らし現金資産は増やす…不況に備える韓国企業
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.10.02 10:21
韓国の主要上場企業が4-6月期以降に設備投資を大幅に減らし現金資産保有を増やしている。米国と中国の貿易紛争などにより対外経営環境の不確実性が高まった上に韓国の景気が急速に下降局面に進入していることから先制対応に出たものと分析される。
金融情報会社のFnガイドが1日に有価証券市場上場企業768社の半期報告書を分析した結果によると、4-6月期の設備投資総額は43兆3201億ウォン(約4兆4379億円)で、昨年4-6月期の60兆362億ウォンより16兆7161億ウォン(27.8%)減少した。4-6月期基準で有価証券市場上場企業の設備投資が前年同期より減ったのは2015年以降で初めてだ。