韓経:【社説】世界初の5G商用化開始に酔っている時ではない=韓国
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.02.27 10:37
韓国が来月世界で初めて第5世代(5G)移動通信の商用化開始を予告した中で、スペインのバルセロナで開幕した世界最大のモバイル見本市MWC19も5Gが世界的な話題であることを確認してくれる。5Gは膨大なデータ、速い伝送、リアルタイム連結などで第4次産業革命の核心インフラでありプラットフォームとしての役割を持ち、産業間融合と革新を触発するだろうと予想される。それだけグローバル競争が激しいのは火を見るより明らかだ。韓国は単純に世界最初の5G商用化開始という記録に酔っている時ではない。
5Gが花開くには5G生態系を構成するネットワーク、端末、装備、サービス、料金などさまざまな要素がしっかりとかみ合わさらなければならない。これまで韓国は網構築に努力しており、これを基に平昌(ピョンチャン)冬季五輪で世界初の試験サービスができた。だが網は日本や中国など競合国もスピードを出しており、それだけでは5G時代で優位を壮語しにくい。