青瓦台安保室長「南北連絡事務所今月開設」…韓米間の足並みの乱れ続く
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.09.03 09:10
韓国政府が今月初めの南北共同連絡事務所を開城(ケソン)に開設することを明らかにし、韓米間の足並みの乱れ解消がカギとして浮上した。韓米は水面下で連絡事務所運営に必要な軽油などの物資が対北朝鮮搬入禁止品目に該当するのかどうかで立場の違いをあらわにしてきた。韓国政府は当初連絡事務所開設目標時期を先月17日としていたものを「8月中の開設」に遅らせたが開設は結局実現しなかった。
続けて今月1日に「9月初め」という新たな開設日を出した。青瓦台(チョンワデ、大統領府)の鄭義溶(チョン・ウィヨン)国家安保室長を通じてだ。「共に民主党」によると、鄭室長はこの日青瓦台で文在寅(ムン・ジェイン)大統領主宰で開いた政府・与党・青瓦台の会議でこうした方針を明らかにした。連絡事務所は4月27日の南北首脳会談の際に合意した内容で、南北当局間の協議を緊密にして民間交流と協力を円満に保障するため双方の当局者が常駐する施設だ。