中国、今年6回目の韓国防空識別圏進入…堂々と無視?
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.10.30 08:44
中国軍用機が29日、東海岸の韓国防空識別圏(KADIZ)に無断で進入し、偵察活動をして引き返した。中国側がKADIZを長時間侵犯したのは今年に入って6回目。すでに中国は堂々とKADIZを無視しながら本格的に情報収集をしているという懸念が提起されている。
韓国合同参謀本部によると、中国軍用機はこの日午前10時3分に済州(チェジュ)北西側からKADIZに進入し、午前10時37分に離於島(イオド)近隣から抜けた後、日本防空識別区域のJADIZ内で飛行し、午前11時48分に浦項(ポハン)東側約50マイル(93キロ)でまたKADIZに進入した。Y-9系列の偵察機と推定される中国軍用機は北に機首を向け、江陵(カンヌン)東海岸に沿って約50マイル(93キロ)移動した後、昼12時13分に南に旋回し、午後3時2分にKADIZを最終的に抜け出した。