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ハンビッ原発、熱出力急騰も12時間放置

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.05.21 07:58
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全羅南道霊光(ヨングァン)のハンビッ原発1号機で制御棒試験中に原子炉の熱出力が制限値を超過して急騰したが、12時間近く放置して手動停止するという事件が発生していたことが分かった。今回の事件で実際の被害はなかったが、熱出力の急騰を放置する場合、放射能物質が流出するおそれもある。

原子力安全委員会は20日、ハンビッ原発事件に関連し、韓国水力原子力(以下、韓水原)の安全措置不足及び原子力安全法を違反した状況が確認されて発電所の使用を停止させ、特別司法警察官を投入して特別調査を行うと明らかにした。

 
原子力安全委員会所属の特別司法警察は原子力関連違法行為者を緊急逮捕し、拘束令状を請求できる。これまで国内原発事件で特別司法警察官が投入されたのは今回が初めて。韓国水力原子力側は調査に先立ち、今回の事件の責任を問うて所長と運営室長を直ちに職位解除した。

原子力安全委員会によると、ハンビッ原発の熱出力急騰と放置事件が発生したのは10日午前10時30分。ハンビッ1号機の制御棒制御能力測定試験中に原子炉の熱出力が事業者の運営技術指針書制限値の5%を超過して約18%まで急増するなど異常状況が発生したが、この日午後10時2分になってようやく原子炉を手動停止した。現行原子力安全法によると、韓水原は運営技術指針書を遵守しなければならず、これに基づいて熱出力が制限値を超えれば原子炉を直ちに停止させなければならない。

ソン・ミョンソン原子力安全委員会安全政策局長は「韓水原が制御棒制御能力測定試験過程で原子炉の熱出力が制限値を超過したが、原子炉を直ちに停止しなかった事実と、関連免許がない職員が制御棒を操作したことを確認した」とし「原子炉操縦監督者免許所持者の指示・監督不行き届きなどが疑われる」と述べた。ソン局長は「幸い、直接的な事故にはつながらなかったが、今までの国内原発事件のうち非常に深刻な状況であることは間違いない」とし「点検の結果、当時の現場運転員は関連規定を熟知していなかったことが確認された」と伝えた。

原子力安全委員会側は原子炉熱出力急増による核燃料の安全性再評価などのために韓国原子力安全技術院調査団を従来の7人から18人に拡大し、ハンビッ原発に投入する予定だ。

今回のハンビッ原発事件はどれほど危険な状況だったのか。市民団体の一部では今回の事件を「1986年にウクライナで発生したチェルノブイリ原発事故のようになりかねない事故」とまで評価する。しかし原子力安全委員会側は「ハンビッ1号機はチェルノブイリとは設計が異なる」とし「熱出力が25%まで上がれば原子炉が自動停止するため、チェルノブイリのような極端な事故に進行する可能性は非常に低い」と述べた。

一方、今年に入って韓国国内の原発で稼働が不意に停止する事故が相次いでいる。1月24日には定期検査を終えて稼働を準備していたハンビッ2号機が突然停止した。運転員が蒸気発生器を誤って操作したことで発生した事故という結論が出た。また、1月21日には月城3号機が自動停止し、停止過程で煙と火花が出る事故もあった。月城3号機の停止は部品問題と確認された。

制御棒=原子炉内に挿入したり引き抜いたりして原子炉の出力を調節または停止させる装置。

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