北朝鮮偵察総局、韓国の仮想通貨取引所を10回攻撃
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.08.14 10:23
韓国の仮想通貨取引所が北朝鮮のハッカーによって10回も攻撃されたことが分かった。韓国大手仮想通貨取引所「ビッサム(Bithumb)」1カ所だけでも最小4回にわたって6500万ドル(約68億円)の被害に遭ったという調査結果だ。AP通信は12日(現地時間)国連対北制裁委専門家パネル報告書を引用して北朝鮮偵察総局のハッカー部隊から35回、20億ドルの金融ハッキング被害に遭った17カ国の中で韓国が10回で最大の被害国だと報じた。主な先進国では被害を受けた国はなかった。2009年ディードス(DDoS)攻撃以来韓国はずっと北朝鮮のハッカーの遊び場だったわけだ。
インドは3回、チリ、バングラデシュが2回ずつ被害を受けた。コスタリカ、ガンビア、グアテマラ、クウェート、リベリア、マレーシア、マルタ、ナイジェリア、ポーランド、スロベニア、南アフリカ共和国、チュニジア、ベトナムなど13カ国は一回ずつ被害を受けた。ロイター通信などによると、専門家パネルの報告書が調べた期間は2015年12月から今年5月までだ。韓国の全体被害規模は公開されなかった。代わりに世界最大の仮想通貨取引所の中の一つであるビッサムが最小4回の攻撃を受けたとAPは伝えた。2017年2月と7月それぞれ700万ドル、2018年6月3100万ドル、今年3月2000万ドルの被害に遭ったと専門家パネルに報告された。