韓国独立活動家の100年前のフランス演説内容…日本の侵奪を熱弁
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.12.24 15:53
大韓民国臨時政府パリ委員部代表を務めていた韓国の独立活動家、金奎植(キム・ギュシク)先生(1881~1950年)がパリを離れる直前の1919年8月初めに西欧の知識人の前で演説した内容が見つかった。金奎植先生は当時の演説で、韓国問題に無関心な西欧列強の態度に鬱憤(うっぷん)を晴らした。
在仏独立運動史学者のイ・ジャンギュ氏(パリ第7大学博士課程)は、最近、フランス国立図書館(BnF)で金奎植先生の1919年8月初めの演説内容が記録された資料を見つけたと23日(現地時間)、明らかにした。イ・ジャンギュ氏によると、金奎植先生の発言は1919年8月8日付けのフランス日刊紙「La Lanterne」のある記事に含まれていた。「DUFAYEL(デュファイエル)での韓国:本当にアジアのアルザス=ロレーヌは存在するのか」という題名の記事には、1919年8月6日に開かれたとされるパリ外信記者クラブ宴会兼金奎植先生の歓送パーティの状況が書かれている。