【取材日記】「日帝時代マーケティング」 度が過ぎるのでは=韓国
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.04.03 07:55
5階建てのビルの看板が日本のひらがな・カタカナだらけだ。「焼とり」「あまざけ」などの飲食ほか、日立・ドコモ・フジなど日本企業の名前も見える。外壁は空色のタイル、木造の軒の下には白熱灯が灯っている。ソウルの都心にある日本飲食店「○○倶楽部」の外見だ。建物のデザインと看板の字体すべてが「倶楽部」という名前に似合うよう「昔」っぽい。
中央日報は2日、「日本にハマる韓国」という企画記事で、最近の韓国社会に広がる「新日流」を報道したが、ちょうど前日の海外メディアには日本政府観光局の関連発表があった。今年1-2月に日本を訪問した外国人は韓国人が最も多かったという内容だ。昨年までは中国が1位だった。日本の領土でも韓国の領土でも日本にハマっている韓国人がかなり多いということだ。それはよいだろう。韓国人に帰化した保坂祐二世宗大教授の言葉のように「日本に対して歴史的によくない感情を抱いていても、良いものは隠さず楽しむほど韓国人の意識水準が成熟した」と評価しよう。