結局KOSPI2100も崩壊…恐怖が支配する韓国証券市場(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.10.23 18:08
さらに、深刻な問題は他の証券市場より国内の株価指数の下落幅が大きすぎるという点だ。この日午後、中国上海総合指数や香港ハンセン指数、台湾加権指数などアジアの主な株価指数は1%台の下落率で取り引きされている。日本証券市場も下落傾向だが、2%台序盤で3%台に迫る韓国よりは事情がより良い。韓国株式市場を中心に外国人と機関投資家の投げ売りが集中している。
KB証券のイ・ウンテク研究員は「技術的にKOSPIの主な支持線が崩壊し、取引場で投げ売りが出現する現象が繰り返されている」として「依然として市場の関心は米中貿易紛争の長期化と米国証券市場の追加調整の有無」と指摘した。同時に、イ研究員は「韓国証券市場がバリュエーション(企業価値評価)の魅力を備えているが、世界の証券市場に追加調整傾向が現れればともに下落することが避けられない」として「短期的に今週予定されていた中国共産党中央委員会第4回全体会議(4中全会)、米国と韓国の主な企業実績の発表に注目しなければならない」と明らかにした。