주요 기사 바로가기

カタールが周辺国と断交すると…こどもの日のヘリウム風船が消えた=韓国(1)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.05.15 10:25
0
#「卸値14万ウォン(約1万3000円)だったヘリウムガスが最近50万ウォンになり購入できなくなった。ヘリウム風船の販売をやむを得ず中断する」。あるインターネットイベント会社はこどもの日を控えた今月初め、ヘリウム風船の販売中止をこのように公示した。この会社は「ヘリウムの供給が円滑になればヘリウム風船を再販する」と付け加えた。

#韓国大型造船会社のA社は容器漏洩テストに使われる気体をアンモニアからヘリウムに変える工程改善作業を進めていたが、最近中断した。今年初めからヘリウム価格が急騰しているからだ。A社関係者は「ヘリウム価格がしばらく上昇するとみられ、工程を改善しても費用削減が難しいとみた」と話した。

 
こどもの日のヘリウム風船が消え、半導体・造船など産業体ではヘリウムガスで心を痛めている。今年に入ってからヘリウム価格が急騰しているためだ。47リットルボンベ1個基準で、韓国のヘリウムガス卸売価格は昨年年末18万ウォン水準から今月初め50万ウォンに3倍近く上昇した。これに伴い、半導体などヘリウム必須事業場ではない誕生日パーティーなど、各種イベント行事場所ではヘリウム風船が消えている。ヘリウム価格の急騰により、ヘリウム風船の販売中断を宣言するインターネットイベント会社も生じている。ヘリウム価格上昇に伴うヘリウム風船の品薄現象は今回が初めてではない。これに先立ち2012~2013年、世界的なヘリウム不足が続き、東京ディズニーランドはヘリウム風船販売を中断した。

ヘリウム価格急騰は韓国だけでない世界的な現象だ。米国全域で900余店舗を展開しているパーティー用品販売店「Party City」は今年に入り45店舗を閉めた。米国民営CNNは今月10日(現地時間)、「事業を急速に拡大したParty City45店舗が今年に入って閉店したのは異例」としながら「これは平年と比較して3倍以上多い」と報じた。あわせて「これは世界的なヘリウム不足現象の前触れ」と付け加えた。

世界的にヘリウム価格が急騰している原因は何か。専門家は中東の政治状況と中国の半導体崛起を挙げる。ヘリウムは天然ガスを生産する過程で得られるが、米国に続きカタールが世界で2番目に多くのヘリウムを生産している。問題はカタール産ヘリウムの輸出の道が、2017年中東外交紛争でふさがっているという点だ。これまでカタールはサウジアラビア等を通してヘリウムを輸出してきた。ところが、カタールがサウジアラビアなど周辺国と断交しながら輸出の道が狭くなった。これに加えて半導体崛起に出た中国は、ヘリウムをブラックホールのように吸い込んでいる。半導体ウェハー生産においてヘリウムガスは絶対に必要だが、中国が半導体生産を増やしたことでヘリウム輸入量もあわせて増加している。実際に半導体超好況サイクルが訪れた昨年の韓国のヘリウム輸入量は初めて2000トンを越えた。結論的に中東から始まったヘリウム価格暴騰が米国を通過して韓国にやってきた。


カタールが周辺国と断交すると…こどもの日のヘリウム風船が消えた=韓国(2)

関連記事

最新記事

    もっと見る 0 / 0

    포토뷰어

    カタールが周辺国と断交すると…こどもの日のヘリウム風船が消えた=韓国(1)

    2019.05.15 10:25
    뉴스 메뉴 보기
    ヘリウムガスが入ったヘリウム風船。最近、ヘリウム価格が急騰して韓国イベント会社を中心にヘリウム風船の販売を中断するところが増えている。(写真=中央フォト)
    TOP