韓経:「11カ月後には仕事ゼロ」…枯死の危機に追いやられた韓国の原発産業
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.10.23 11:37
原子力発電産業の核心である機資材・設計分野の企業は来年9月には手持ちの業務が事実上底をつくことがわかった。サウジアラビアや英国などに原子力発電所を輸出しても2022~2023年から製作業務が可能で、相当期間「仕事の崖」は避けられない。原発業界では手持ち業務が途絶えれば原発産業の生態系そのものが崩壊する危険が大きいと懸念する。脱原発政策のスピードを調節して産業生態系の崩壊を防がなければならないという声が大きくなる理由だ。
22日の韓国水力原子力と原子力業界によると、最後の新規原発である新古里(シンコリ)5・6号機の機資材納期は来年9月ごろだ。もともとは来年4月だったが韓国水力原子力は新古里5・6号機公論化委員会の活動により工事が中断された点を考慮し納期を5カ月ほど延ばすことにした。