連続ミサイル挑発をした北朝鮮、トランプ氏の神経を逆なでする次の手は?(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.05.14 08:16
北朝鮮の相次ぐミサイル発射に韓米両国が対応程度をめぐって困惑している様子が歴然だ。韓国軍当局は「ミサイルのようではあるが、どのようなミサイルなのか分析中」という立場だけを繰り返している。ドナルド・トランプ米国大統領は「深刻に見ている」とし「一般的な訓練」と言葉を変えた。北朝鮮の変則プレーにひとまず強硬対応を先送りしたような様相だ。
北朝鮮の立場では、今年2月の2回目の米朝首脳会談の決裂で味わった「ハノイの屈辱」以降、切歯腐心した結果に出した「ミサイルカード」が現在までのところ米国を刺激する点においては効果を上げたという評価が出ている。北朝鮮専門家は金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長が次の手を当然準備したとみている。米国が北朝鮮の望み通り動かない場合まで念頭に置いた追加的な変則プレーだ。