韓国、60代の就業増え30~40代は減少…雇用の質は冬
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.04.11 07:53
就業者が2カ月連続で20万人以上増加した。韓国政府が財政を投じて作り出した雇用が集中した業種で増加幅が大きかった。統計庁が10日に発表した「3月の雇用動向」によると、就業者は2680万5000人で昨年より25万人増えた。おかげで15歳以上の雇用率は60.4%を記録し、3月基準で最も高かった。失業率も4.3%で1年前より0.2ポイント下落した。
これは政府が2月に高齢者雇用事業を早期執行し、60代を中心に就業者が大幅に増えたためと分析される。実際に60歳以上の就業者は34万6000人増加し統計作成開始以降で過去2番目に増加幅が大きかった。このうち65歳以上が22万人で3分の2を占める。一方、40代は16万8000人、30代は8万2000人就業者数が減少した。30~40代の就業者は2017年10月から18カ月連続で減少中だ。