北朝鮮、「韓国パッシング」のなか「日本たたき」に出るもよう
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.08.02 14:17
日本が2日、ホワイトリスト国から韓国を排除して韓日当局間の葛藤が深まる状況にあわせて、北朝鮮は安保分野で韓日間の隙間を広げる動きに出るものとみられる。韓日米はミサイルなど北朝鮮の軍事的脅威に共同で対応しているが、韓日間の外交・経済分野の葛藤を北朝鮮が自分たちの負担を減らすことができる安保協力中断の機会にすることができるためだ。
実際、北朝鮮は最近になってほぼ毎日のように各種メディアを通じて韓日軍事情報包括保護協定(GSOMIA)破棄を主張している。北朝鮮官営メディア「朝鮮中央通信」は、日本が閣議でホワイトリスト排除を最終決定する前日の1日にも、「戦争協定は廃棄しなければならない」という論評を出した。
先月1日、日本政府が韓国に対する輸出規制に出ると日本の措置を「狂態」とか「我々民族に対する挑戦」と反発しながら一歩前に出た。北朝鮮が日本の「措置」を非難して、韓国の対応を注文しながらも韓日間の軍事協力のパイプであるGSOMIA破棄を主張している。