韓経:「韓国製造業の心臓」首都圏の工業団地の灯りが消える
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.10.18 10:32
京畿道安山市(キョンギド・アンサンシ)の半月(パンウォル)産業団地と始華(シファ)産業団地を東西に貫くピョルマン路。16日夕方にここを訪れた。車に乗って見て回ると残業のため工場を運営する所は数えられるほどだった。日が沈むとほとんどの工場の灯りが消えた。通りには寂寞感まで流れるようだった。機械加工工場を運営するL社長は「景気が悪いから残業どころか昼間も機械を遊ばせておく日が多い」と話す。
同日仁川(インチョン)の南洞(ナムドン)産業団地。状況は似ていた。午後6時が過ぎると労働者らが引き潮のように工業団地を出ていった。工業団地の駐車場と道路はすぐ閑散となった。灯りがついている小さな工場に入ってみた。20年にわたりここで棚を製作しているというA社長は「注文が押し寄せれば従業員が退勤できず周辺の道路に車が多かったが5~6月から道路は閑散とするようになった」と話した。1997年の通貨危機直後より工業団地の稼動率がさらに悪化した感じだともした。