サッカー韓国五輪代表チームの主将兼中央ＤＦ洪正好（ホン・ジョンホ、２３、済州ユナイテッド）がロンドンオリンピック（五輪）を欠場することになった。

済州（チェジュ）ユナイテッドの関係者は４日、「洪正好が最近、３回の磁気共鳴画像装置（ＭＲＩ）検査を受けた結果、左ひざ後十字靭帯が７０－８０％損傷したことが把握された」とし「手術かリハビリで回復が可能だが、病院側は手術を勧めた」と伝えた。

手術を受ける場合は復帰までに９カ月ほどかかり、ロンドン行きは不可能となる。

洪正好は４月末、慶南（キョンナム）ＦＣとのＫリーグ試合中、相手選手の激しいタックルを受けて負傷した。当時はひざ周辺の骨の打撲とハムストリングの部分破裂という診断を受け、全治８週と予想された。しかし後に十字靭帯の負傷が確認された。

五輪初のメダルを狙うサッカー韓国代表も危機を迎えた。洪明甫（ホン・ミョンボ）監督は「ワイルドカードを含め、すべての可能性を慎重に考慮して、代わりの選手を決める」と述べた。

一方、もう一人の核心メンバーの具滋哲（ク・ジャチョル、２３）が独ブンデスリーガのアウクスブルクと１年レンタル延長に合意し、ロンドン五輪出場が保証されたと伝えられた。