韓国統一外交安保補佐官「北朝鮮、交渉のレバレッジとして東倉里を使うなら悪手」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.03.12 17:14
文正仁(ムン・ジョンイン)統一外交安保特別補佐官が第2回米朝首脳会談の決裂以降、対処策について「南北経済交流と協力に関連して韓国が柔軟な政策を展開できるよう米国が助けなければならない」と話した。
文補佐官は12日、プレスセンターで開かれた中堅ジャーナリスト会「寛勲(クァンフン)クラブ」主催の討論会で「米国と北朝鮮が対話の軌道から離脱することを防がなければならない」とし「対話の動力を生かし、文在寅(ムン・ジェイン)大統領が金正恩(キム・ジョンウン)委員長を説得するためのレバレッジが必要だ。韓国は仲裁者というより促進者」と強調した。文補佐官は交渉決裂の原因について「米国は北朝鮮に過度な要求をし、金正恩委員長は生半可に過信したため」としながら「北朝鮮は寧辺(ヨンビョン)廃棄のカードを切ったが、米国側から段階的、同時・並行的な非核化で一括妥結(all or nothing)の方向に向かい、交渉が難しくなった」と指摘した。