日本で報復拡大説…安倍首相「韓国が約束守らず優遇撤回」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.07.04 07:08
安倍晋三首相は3日、韓国向け半導体部品などの輸出規制に関して、「安全保障上の貿易管理問題において(国際的な)相手が約束を守らない中では優遇措置はとれない」とし「これは当然の判断」と述べた。参議院選挙(7月21日)を控えて日本記者クラブが主催した「与野党党首討論会」でだ。
安倍首相は「今回の措置はWTO(世界貿易機関)に反している措置ではなくて、貿易管理の問題」として「『ワッセナー・アレンジメント』にも安全保障上のための貿易管理をそれぞれの国が果たしていくという義務が付けられている」と話した。ワッセナー・アレンジメントは安保脅威になる国には戦略物資の輸出を統制する多国間間戦略物資の輸出統制体制だ。安倍首相は「今回の措置は禁輸措置ではなく、優遇措置を撤回するものでWTOの違反でない」とも述べた。