コメ支援することにした9月末過ぎる韓国政府…北は「沈黙」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.09.30 11:39
韓国政府が北朝鮮に国産米5万トンを送ることにした最終期限が30日で満了する。だが北朝鮮はコメの受領と関連し正式な回答を29日現在まで出していないと韓国政府当局者がこの日明らかにした。同当局者は「北朝鮮の公式な立場を確認するのが優先であるだけにコメ支援計画は当分維持されるだろう」と話した。韓国政府が当初予定したコメ支援期限を過ぎることになったが、来月も関連協議を継続するという意味だ。
統一部は6月19日に世界食糧計画(WFP)を通じて国産米5万トンを支援するという計画を発表した。WFPと業務協約を締結し細部にわたる輸送計画もまとめた。ここには船舶契約、輸送経路、コメ支援時期などが盛り込まれた。コメ支援時期と関連しては7月末に最初の船が出航し、春窮期である9月末までにコメの引き渡しを完了するという内容が盛り込まれた。統一部の金錬鉄(キム・ヨンチョル)長官も当時「過去の事例からみれば5万トンを伝達するのに2カ月ほど必要とされる。春窮期である9月までに速やかに引き渡せるよう最善の努力を尽くしたい」と明らかにしていた。