「韓国側がGSOMIA終了再検討を提案」という日本の報道に…首相室「事実無根」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.08.29 09:49
韓国の李洛淵(イ・ナギョン)首相が「日本が輸出規制措置を撤回すれば、韓日の軍事情報包括保護協定(GSOMIA)終了決定を再検討することができる」という提案を日本側にしたという日本メディアの報道に対し、首相室が28日「事実無根」と明らかにした。
首相室の李錫雨(イ・ソクウ)公報室長は会見で「李首相が額賀福志郎・日韓議員連盟会長に『GSOMIA終了再検討』関連の提案をした事実は全くない」と明らかにした。李広報室長は「額賀会長が26日晩、李首相に何度か電話をかけ、27日に李首相と通話した」とし「この通話で(額賀会長が)『GSOMIA終了再検討』関連の李首相の発言について尋ねた」と説明した。しかし「李首相は当時(本人が)した発言だけを説明したのがすべて」というのが首相室の説明だ。李広報室長は「額賀会長も28日、日本の報道があった後、『報道に誤りの部分がある』と釈明した」とし、(李首相が)文在寅(ムン・ジェイン)大統領と相談(議論)した後に提案すると述べたという日本の報道内容についても「日韓議員連盟会長はこうした提案を受ける位置でない」とし「報道内容が矛盾している」と強く反論した。