104年前の高宗の寝室…蘇った徳寿宮石造殿
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.10.08 11:20
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文化財庁が7日に公開した徳寿宮石造殿内部の様子…復元された皇后の寝室。1910年竣工当時、 純貞孝皇后の寝室として設計されたが、この翌年に純貞孝皇后が亡くなったため使用されることはなかった。(写真=クォン・ヒョクジェ写真専門記者・文化財庁)
近代の自主国家宣言の象徴的な建築物である徳寿宮(トクスグン)石造殿が104年前の姿で再び蘇った。韓国文化財庁は7日午前、5年にわたる復元工事を終えて「大韓帝国歴史館」として新たに生まれ変わった石造殿を公開した。
石造殿は大韓帝国光武皇帝〔高宗(コジョン)の大韓帝国期の呼称〕執務空間として1910年に完工した。中華体制から抜け出し独立国家の軸を置くための変化と改革を試みた高宗(1852~1919)の志が表れている。その後、日帝強制占領期間には徳寿宮美術館・李王家美術館に変形し、解放の後は米ソ共同委員会などが会議室として使った後、国立現代美術館・宮中遺物展示館・徳寿宮管理所等として使われ原形が大きく損なわれた。