日帝期に途絶えた韓国伝統酒、海外品評会受賞などでさらなる進化(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.09.08 11:57
「携帯電話で銀行口座の番号を送りますね。はいはい、配送した後ですね。ありがとうございます~」
「はい、社長。今、商品を出す準備をしています」
今月3日、京畿道義王市(キョンギド・ウィワンシ)にある小規模醸造場。住宅を改造して伝統酒を造っているこの醸造場は秋夕(チュソク、中秋)の控えて出荷作業が最盛期を迎えていた。床には酒を入れる紙包装紙が広がり、注文の電話は休む暇もなくかかってきた。13年間開発を続けてきた伝統酒を昨年市場に出したイ・ソクジュン代表(63)は「今回の秋夕だけで1200本が売れた」と話して笑顔を浮かべた。