“望まない妊娠”防ぐ性教育がない
性開放風潮広がるのに学校では表面的教育だけ
出産・養育負担感じないようシングルマザー支援で“願わない中絶”は減るソウル銅雀区で産婦人科を開業中の金(キム、47)某院長は15年間、妊娠中絶手術をした。産児制限が国家政策だった時代には妊娠中絶手術も避妊法の1つのように思われた。何の罪責感もなかった。社会が妊娠中絶を勧めた。患者が望んだ上、医師も応じた。金院長は2年前から妊娠中絶手術をしていない。金院長は「どこでも行われていると言っても、不法だという負担があって気も楽ではなかった」と述べた。また「患者がいる限り、妊娠中絶手術はなくならない」とし「妊娠中絶を減らそうとする社会の雰囲気が形成されないのが残念だ」と述べた。