<ES細胞>「黄教授、宗教集団の教祖のようだった」(2)
「YTNは、12月4日に『PD手帳の制作チームが、強圧するような雰囲気の中でキム研究員を懐柔、脅迫し偽りの証言を得た』というインタビュー内容を報じた。放送後に研究チームのメンバーらが集まったとき、李柄千教授が『ろそろ仕事をしよう』とした。黄前教授の考えは違った。黄教授は『ストレスのため体重が4キロ以上も減った』と話した。『占い師から、いま動けば悪運があるから4、5日ほど休むのがいいと言われた』としたので、わたしが主治医を務めることになった」。(安教授の証言)。
しかし、状況は再び反転した。サイエンス誌に掲載された論文の写真とDNA指紋の分析資料がねつ造されたもの、という疑惑が相次いで浮上した。安教授は12月13日に黄前教授の主治医をやめた。