金融機関からお金を借り、返済時に返済できなかった金融ブラックリスト登録者(信用不良者)が、ついに300万人に肉迫してきた。 このうちクレジットカード延滞者は176万人で、全体の60%を占めるなど途方もない数字だ。 最近になってからは景気沈滞の加速化とクレジットカード会社が経営難からカード発給を抑制、貸出限度を減らしながらも増加の一途をたどり、国民としてはいつ爆発するかわからない「カードによる金融大乱」を抱えて暮らしている昨今だ。
信用不良は単純な数の上の増加以外に、債務内容が次第に悪化する点も心配される。 信用不良者1人がこの銀行あのカード会社を行き来して4カ所から多重債務を負っているのに、延滞金も半数以上が1000万ウォン(約98万5000円)を超えている。 年齢別に20、30代が143万人と、半分に達している。 社会的に経済活動が最も旺盛な階層が、信用破綻に直面しているのだ。