交流していた女性に中国スパイ疑惑…エヌビディア「業務上の通常の接触」
米情報当局が中国政府のために情報を収集していた可能性を疑って監視してきた中国籍の女性実業家アリス・フアン氏(中国名:Huang Le)が、エヌビディアのジェンスン・フアン最高経営責任者(CEO)と親密な関係を築いてきたというニューヨークタイムズ(NYT)の28日(現地時間)の報道について、エヌビディア側は両者の接触は通常の業務上の交流だったと反論した。エヌビディアは、アリス・フアン氏が役員を務めていたシンガポールを拠点とするデータセンター企業メガスピードによる中国向け人工知能(AI)半導体迂回輸出疑惑についても「徹底的な調査を経て解消された問題」と強調した。
メガスピードはエヌビディアの半導体を使ってデータセンターを構築し、中国企業にコンピューティング資源を貸し出す企業だ。エヌビディアも同社を自社のクラウドパートナー企業として紹介している。米当局は、メガスピードが米国の対中輸出規制を回避してエヌビディアの先端半導体の一部を中国に密輸した可能性を疑い、2024年から調査を進めてきた。米商務省の現地調査では、購入した機器の一部がデータセンターに設置されず梱包された状態で保管されていたことも確認された。